本研修では、発達・学習障害に関する専門知識と支援技術を習得し、
イギリスのSEN(※)を基にした発達チェックやアセスメント方法、海外で実施されている最先端の支援プログラムや学習アプローチについて学びます。
特性に応じたサポートを実践し、実習を通じて実践的なスキルを身につけることができます。
※ SEN(Special Education Needs):日本での特別支援教育を指します。
研修内容
- 発達・学習障害に関する専門知識の習得
- アセスメントとその活用
- 実習による実践的スキルの向上
- 保護者対応・生徒対応スキルの向上
- 海外の発達・学習障害支援の現状理解
受講概要
研修期間 | 40時間 |
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受講料 | 440,000円(税込) |
対象者 |
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場所 |
現地またはオンライン
※現地の場合、別途交通費をご負担いただきます。 ※実習以外はオンラインでの受講が可能です。 |
講師紹介

2008年に「TEAM GIFTED」を創設。以降15年以上にわたり、発達障害・学習障害の子どもたちに対する支援を行っている。 国内外での学習支援・留学支援を通じて特性に応じた最適な学びの環境を提供し、多様な子どもたちの可能性を広げる活動に取り組んでいる。
経歴・実績
- 2008年 フリースクール「TEAM GIFTED」を設立
- イギリス、ハワイ、ニュージーランド等、海外の特別支援教育を視察し各国の教育手法を導入
- 国内外の教育・医療の専門家と連携し研修会を実施
- 福岡・佐賀・大分・北九州などでLD支援に関する講演・研修会を多数実施
- 全国各地(東京・熊本・天草など)の支援校立ち上げに参画・助言
研修スケジュール
1~3時間目:基礎知識
- 発達障害の基礎知識(参照教材: LITALICO)
- 学習障害の種類と特性(ディスレクシア等)
4~16時間目:専門基礎知識
- 学習障害の専門基礎知識とそれを取り巻く環境
- 発達障害の専門基礎知識とそれを取り巻く環境
17~19時間目:国内外の取り組み
- 海外の取り組みと国内の違い
- 各種学校が抱える課題(公立・私立・フリースクールなど)
20~30時間目:アセスメントと評価
- 発達障害・学習障害の検査と読み解き方
- イギリスSENの発達チェック方法とAssessment
31~40時間目:実習と実践
- 実習と実践(Giftedまたは希望の場所)
- 実習の振り返り
研修で学べる海外の最先端の情報
最先端のLDプログラムと学校紹介
イギリス、カナダ、ニュージーランド、アメリカの学校で実施されている、最新のLDプログラムや支援体制について学びます。各校の特色や入学準備に必要な情報も詳しくご紹介します。
2E giftedの理解と支援
2E giftedの子どもたちへの理解と支援方法、効果的な学習アプローチ、精神面での課題や支援方法について学びます。
ADHDとニューロダイバーシティの最新知識
ADHDの特性と困難さ、その精神的健康への影響や薬物依存の課題、さらにニューロダイバーシティの考え方と支援方法について、海外の最新事例をもとに学びます。
子どもたちの精神状態とピークパフォーマンス
発達特性のある子どもたちの精神状態とピークパフォーマンスの関係を理解し、最適な支援を行うためのアプローチを学びます。
お申し込み・お問い合わせ
研修へのお申し込みや詳細については、お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。
⚠ご注意ください
当校と類似した名称のフリースクールが存在しますが、当校とは一切関係がありません。
当校は、2008年のスタート以来、代表の下津浦 陽子が様々な症状の生徒を留学・復学に導いた経験と国内外の各教育機関と密接な関係を保ちながら積み重ねてきた信頼により成り立っております。
類似名称のスクールについては、当校が持つノウハウを共有しているなど一切の関連はなく、設立・運営あらゆる点で一切関わりがありません。
類似スクールにおけるトラブル等については、当校では対応いたしかねますので、よくご確認の上、お問い合わせください。
受講者の声
小児歯科医 / 50代女性
近年、不登校や引きこもり傾向のあるお子さんについてのご相談が増えており、本研修に関心を持ち参加いたしました。 下津浦先生の研修は、知識の習得にとどまらず豊富な経験に基づいた実践的な指導法を学ぶことができました。 特にイギリス式の発達チェックは、特別な道具を使わずに現場で活用でき、検査結果も論理的に説明できる点が印象的でした。 今後はこの学びを活かし支援が必要なお子さんのための居場所づくりを進めてまいります。
公認臨床心理士 / 50代女性
日本では発達障害、特にLDのお子さんに対する教育環境が整っておらず、海外教育の現状を学ぶために研修に参加しました。 海外の学校で実施されている、長年にわたる研究に基づいた充実したカリキュラムを学ぶことができました。 また、イギリス式のLD・ADHD予備検査(オートン・ギリンガム法)の実習では、得られる情報量の多さに驚きました。 今後はこの知見を学校現場にも取り入れていきたいと思います。