Programs

プログラム案内

授業について

当校では、小規模でなければ実現できない指導方法で生徒を導いていきます。

まずは面談にて発達チェックとカウンセリングを行い、個々の生徒の特性と目標進路(留学・復学・国内受験など)にあわせたカリキュラムを用意いたします。当然、成長に応じて当初予定のプログラムに変化が生じてきますので、変化に応じて、週毎に時間割を更新し、柔軟に対応していきます。また、適宜、当校アドバイザーである竹田契一先生にもご助言いただき、生徒一人ひとりに向き合ってまいります。

当校では教師1人が1人〜数人の生徒を受け持ちます。英語や算数・数学のような座学はもちろん、討論形式の授業や、体育、音楽、美術のような実技的な授業も行っています。また週1回、畑で野菜作りを行っています。野菜嫌いの生徒でも、自分で苦労して作った野菜であれば食べるようになりますし、普段何気なく口にしている食物がどのように作られているのかを実体験して学ぶということもひとつの教育だと考えています。

※ 当校への登校は、基本的に小・中学校の出席日数と認められます(小・中学校の先生の判断によりますが、当校についてはこれまで学校の先生方と築いてきた信頼関係もあり、出席扱いが認められなかったことはありません)。

寮生活について

当校に通う生徒の入寮率は約50%です。

遠方から入校される生徒が寮に入ることが多いことはもちろんですが、寮生活においては、規則正しい生活習慣、他者と共同生活をする上でのマナー、挨拶などを学ぶことができるため、あえて近隣から通学できる距離であっても入寮させる保護者の方もいらっしゃいます。

親元を離れて生活することで心理的にひとりの人間として独立できるということもあり、通学する生徒より寮生活を送る生徒のほうが症状の改善は顕著に早いように見受けられます。

食事について

ある日の夕食(チキン南蛮)

食事も教育の一貫として、栄養バランスを考えた手作りの食事を毎日提供しています。
好き嫌いの多い生徒の多くも、卒業するころには好き嫌いがなくなっています。

食事代は、寮生は寮費に含まれています。

進路について

当校は卒業後の進路のひとつとして、海外留学を提案しています。

これは、ヨーロッパ(主な留学先としてイギリス)やオセアニア圏(主にニュージーランド)には学習障害の生徒に対応できる専門の学校があり、日本よりも圧倒的に望まれた環境で学習を行うことができるからです。日本国内でも近年は学習障害等へのサポートをパンフレットに記載する学校が増えてきていますが、各分野の知見を持つプロフェッショナルが生徒個々人の特性にあわせて専門的なアプローチしてくれるという点で、やはり日本国内の体制では限界があるように感じています。

また、海外留学をして、より広い世界を知ることで、その後の選択肢が増えること、また何より自信をつけて成長するという点も強いメリットだと考えています。

もちろん多くの生徒にとってひとりで海外留学するということが大きな挑戦であり、留学に対して積極的になれない生徒も少なくありません。ただ、一度海外留学を経験した生徒は「日本に戻りたくない」と口を揃えて語ります。それだけ生徒目線でも恵まれた環境が整っているということだと思います。

なお、留学する以上は各校が求める入学条件があります。特に通常は事前に一定の英語力を身につけることが求められます。そこで当校では、目標校に合わせて要件を満たすためのカリキュラムを構築しています。

当校の卒業生を10年以上に渡って見てきた印象としては、以上の通り、留学することのメリットは非常に大きいと考えています。しかしながら現実問題としてご家庭の方針・経済的なご事情から海外留学ではなく国内進学を目指すケースも少なくありません。当校の卒業生の留学と国内進学(復学)の割合はおよそ半々です。当校の卒業生の中でも国内進学をした生徒は多くいますし、その中でうまくいったケースもあれば、授業についていけなかった場合、校風に馴染めなかった場合もあります。

そういった過去の実例も踏まえて、各生徒にあわせた進路選択のお手伝いをできればと考えております。